2017年2月25日土曜日

アイコスvsプルテク 5番勝負

glo(グロー)というものもありますが、ワシ知らん。 とりあえず巷で話題の「新世代タバコ」の優劣を検証してみます。

壱番!クリーン性能

一番大事なのは味ではないです。 なぜなら、味を本当に重視するのであれば煙のでる従来タバコ、 それも1mgとか5mgじゃなくて、フィルターの性能が弱いタール12mg以上の銘柄をゆっくり丁寧に満喫するのがベストだからです。

アイコスは発熱時にお芋臭がします。 レギュラーかミントか不明ですが、とてつもなく強烈な臭いの銘柄があります。 また、吸殻自体は汚くないものの、デバイスに残ったカスを掃除する際は「燃えカス」っぽい嫌な臭いがちょっとします。 煙はでません。 COもでません(私が独自に計測器で検証済み)。

プルームテックはさらに目立ちません。 口で吸って、口で吐いたら水蒸気とグリセリンの白い湯気が立ちます。 これは一見、タバコの煙っぽく見えますが臭いません。 また、口で吸って鼻の中にしばらくためてから鼻で出すと、驚くほど排気ガスが少なくなります。 従来タバコの場合は口で吸って肺に入れて鼻の中で粘ってから出しても、薄くはなるけれども劇的に煙量が減ることはありません。

この勝負は、プルームテックの勝利で問題ないっすね。

間違っていたらゴメンナサイですけど、 酸素(O2)、窒素(N2)、二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)…臭いませんね。 トルエン(C6H5CH3)、臭いますね? ある程度大きい分子構造の方が臭気を持つ傾向がありそうです。 煙とは燃焼によって発生。 炭素と酸素、その他もろもろが複雑に結合しますので、大きな分子が発生します。俗に言うタールというやつです(臭いです)。 アイコスやプルームテックではこれは(ほとんど?)発生しません。

弐番!満足度

クリーンなのは結構なことだが、ワシあニコチンを取りたいんじゃあ。吸った感はあんのか?

両者とも吸った感はあります。ニコチンが入っているのでご安心ください。 アイコスは1箱20本入りで、1本は14吸いがマックスです。つまり、280回。 プルームテックは1箱5カプセル入りで、1カプセルは50吸いを目安にしています。つまり、250回。 この50吸いというやつが曲者で、味がしっかりするのは最初の15吸いくらいまでですが、 そのあともダラダラと60吸い、70吸いが可能です。 ただし、グリセリンが詰まったカートリッジにも使用限度があるので、50吸いオーバーを繰り返すとカートリッジ不足で泣くことになります。

1箱で280回きっちり味わえるアイコスと、1箱で75回くらい(個人差はあり)はしっかりと味わえるプルームテック。 この勝負は、アイコスの勝利で問題ないっすね。

惨番!レア度(ゲットしやすさ)

じゃあ、買ってもいいだけどさあ、どこで売ってんの? ちなみに楽天やアマゾンで定価以上で会員登録もできないようなやつしか売ってねえ、という話を聞いてから、じゃあいらんわ、と思っているクチなんだけどね。

確かに現状ではアイコスを定価で入手するのは、難しいところがあります。 私も夜中にネットで予約して、有給とって2週間後にアイコスストアまでわざわざ出張して、というメンドウなことをしています。 電車賃と人件費考えたら、定価じゃねえし、と考えることもできます。

一方のプルームテック、本体の入手はアイコスよりも難しい。 もう、ボッタくり価格通販を利用する以外の手はありません。 が、しかし、プルームテックの「タバコカプセル(及び接続カートリッジ)」は驚異の互換性を持ち、 電子タバコで使用されている既製品で代替が可能なのです。 私は amazon で FRP というものを買って利用しています。 FRP 以外にも様々な商品が代替可能なようです。

この勝負は、ちょっと卑怯な気もするが、プルームテックの勝利で問題ないっすね。

死番!葉っぱのゲットしやすさ

おいちょっと待てや、てめえファミマでアイコスのメンソールをちょいちょい買ってるけど、 プルームテックの方は JT の公式通販で送料払って入手しているじゃねえか? どっちが便利かは一目瞭然だよな?

と、アイコス陣営から因縁を付けられそうなので、確かに消耗品である「ニコチン物体」の入手に関しましては… アイコスの勝利で問題ないっすね。 プルームテックのタバコカプセルが街中で気軽に買えるようになるのは、まだ先のようです。

コストパフォーマンスは?

この手の勝負において、コスパが引き合いに出される率は非常に高いと思います。 しかし、ここまで両者とも2勝2敗、次の一戦で勝負が決まる。 そんな、大事な終局をコスパごときにもっていかれるのはナンセンスでござんす。

なぜなら、タバコを吸うという非経済、非効率なことをやっておきながら 「アイコスとプルテク、どっちがコスパいいのかなあ?」なんて考えるセンス、ねーわ、ねえ…と、思います。
かぶくなら、歌舞伎通せよ
と、いうことでコスパは除外させていただきます。

ファイナル!認知度

家で吸う分には問題ないが、屋外の喫煙所などで吸う場合、 「アイツ何やってんだ?」と思われたくないのが小市民の感情です。 アイツはその存在が浸透してきて、喫煙者の世界では割とメジャーな存在になりつつあるデバイスです。 で、あればこそ、公衆で吸えるってなものです。

アイツって? どっちだ?

言うまでもない、iqos(アイコス)だ。 この勝負は、アイコスの勝利で問題ないっすね。

と、いうことで3勝2敗でアイコスの勝利となりました。 重量とかバッテリー持ちとかメンテナンスのしやすさとか、いろいろ他にも要素はあるんですけどね、 あんまりメカニック的な優劣を比べると「スマホのおすすめ機種はどれ?」というのと変わらん感じになるのでやめておきました。 では、この意味のない小さな勝利をフィリップモリスジャパン株式会社に捧げます。

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